膵臓癌を早期発見して助かった父の話

膵臓癌は、早期発見が難しく、発見したときには末期だったということも少なくありません。それほど早期発見が難しい病気です。早期発見が難しい理由が、初期段階で自覚症状がほとんどないことがあげられます。また、進行が早いのもあり、症状がでて病院に行ったときは、手の施しようがないこともあります。私の父がどのようにして膵臓癌を発見できたのかなども記録しておりますので、参考にして頂けたらと思います。

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膵臓の働き

膵臓は、胃の後ろ側にある細長い臓器です。食べ物を消化する膵液を作り十二指腸に送り出したり、血液中の糖分を調整するホルモンを作り血液の中に送り出す働きをしています。

 

膵臓癌の初期症状

膵臓癌の初期症状はほとんどなく、症状があったとしても軽いものが多いようです。それに、一時的なこともあり症状がおさまったと思って放っておくこともあり、再度症状が現れたときに病院で検査すると膵臓癌だったと、思いもよらない結果に驚く人も多いはずです。

主な症状は、

・みぞおちあたりや背中の痛み

・体重減少

・黄疸

などがあげられます。

 

父が膵臓癌を早期に発見できた訳

私の父は、2013年に膵臓癌がみつかりました。

今考えると、初期症状である体重減少がみられました。体重を気にしていたので、犬の散歩を1日2回したりとダイエットに取り組んでいたので、その成果だと本人も周りも思っていました。3ヶ月で7キロほど落ちたと思います。

それから、たまに背中が痛いと言っていました。本人は、我慢強い性格なので「これくらいの痛みぐらい何ともない」と我慢をしていたのではないかと思います。当時は、仕事もしていましたし、休むこともなかったので家族や職場の人も本人の辛さに気付きませんでした。

その後、黄疸がでたので、おかしいと思い、受診して緊急入院になりました。

検査の結果は、膵臓癌ではなく「膵管内乳頭粘液性腫瘍」という珍しい病気でした。腫瘍は良性でしたが、黄疸の症状がでているので、手術をしました。15時間に及ぶ手術でした。

腫瘍ができていた位置が悪かったので、胃や十二指腸、肝臓を一部、膵臓はほとんど切除しました。

念のため、切除した臓器を東京へ送って検査をしますということでした。

その結果、まだ初期段階でしたが膵臓癌がみつかりました。結果がでる前までは、癌はないとのことでしたが、切除した膵臓に小さな癌がみつかったのです。

手術前にも血液検査、MRIなど色々な検査をしての結果、「膵臓癌ではない」ということでしたが、切除した臓器から発見されたということは、初期段階では発見されにくいのだろうと思いました。

もし、腫瘍ができて黄疸がでなければ、父は膵臓癌を早期に発見することはできなかったと思います。

 

術後から現在までの記録

膵臓癌がみつかり他の臓器に転移しているかもしれないということで、通院しながら抗がん剤治療を1年半程受けました。検査結果は癌がないとのことでしたので、本人の意向で現在は抗がん剤治療はやめて定期的に通院をしています。退院してからずっと、10種類ほどの薬を服用しています。

臓器を切除している部分はありますが、手術前とほとんど変わらない生活をしています。ただ、体力は落ちたように見受けられます。家庭菜園をしたり、花を育てたり、のんびり暮らしています。

そして、術後から4年目に、軽度の糖尿病になりました。膵臓がほとんどないので、いずれは糖尿病になると医師にも言われていましたし、本人も分かっていたことなので、術後は煙草もお酒もやめて、食生活に気をつけていました。少しでも体調が悪いと休息をとったり、自分の体の変化にはすごく敏感になって、対処してます。

現在は、軽度の糖尿病なのでインシュリンを打って、毎日血糖値を計っています。

膵臓癌の生存率は、他の癌にくらべて進行が早いので圧倒的に低いです。やはり、早期発見がカギになってきますので、気になる方はすぐ病院で検査してください。

※その後の父の様子を更新しましたので、下記をクリックしてください。

膵臓癌で助かった父が糖尿病になったその後の記録

 

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